黙祷
2006.05.21
政治
秋田で小学校一年生の男の子が殺された。自分も長男が小学校一年生で、この子のご両親の気持ちを思うと胸がはりさける思いである。それにしてもテレビを見て不愉快になった。こういう事件が起こるたびに事件を期待していて、第三者的なまるでひとごとのような報道ぶりばかりである。もし自分の子供が同じ目に遭ったら同じようにおもしろおかしく報道されても良いのだろうか。
おもしろおかしく報道する暇があったら、なぜこのような事件がおこるのか、このような事件がおこらないようにするにはどうしたら良いかきちんと報道して欲しい。あまりにも刹那的で場当たり的で、おもしろければ良い、じゃんけんぽんの今の劇場型の政治は狂っている。政治が悪いからこんな事件が起こるのだというような報道がなぜなされないのか。マスコミは権力に弱い。弱気をくじき強気を助ける。どこかの広告代理店のいいなりだ。
国民はもっとこのような事件に怒りのこぶしをあげなければならない。邪悪な連中にやりたいほうだいやられ、かげで泣いている善良な市民が大勢いることを忘れてはならない。
5月21日(日)