★活動報告★ 9月28日(金)?1日(月)
9月28日(金)の午前中は朝6時57分浜松発の新幹線で東京に赴く。8時半から朝食勉強会の講師として、安倍政権の総括と福田政権の見通しについて1時間ほど話をした。
その後、東條英機元総理のお孫さんの東條由布子さんとお会いし懇談する。東條さんの南洋における遺骨収集の話を聴き、なんとか協力したいと思った。我が同胞の遺骨が何十年も海岸で吹きさらしにあったり、みやげものやでさらされているようなことはとても耐えられない。東條さんから「大東亜戦争の真実」(WAC出版)と「東條家の母子草」(恒文社)をいただいた。偏見をはいし、いろいろな角度からものごとをとらえてみたいと思う。
同日の夜7時より、第5回遠州城内塾を開催した。これまでの講師は以下のとおりである。第1回は西部邁氏(評論家、元東大教授)、第2回は加地伸行氏(阪大名誉教授)、第3回関岡英之氏(作家)、第4回米田建三氏(元内閣府副大臣、平成帝京大学教授)である。今回は私の後援会長の太田誠氏(駒澤大学野球部名誉監督)に講師をお願いした。熱のこもった講義は大変評判が良かった。
29日(土)は朝6時から太田誠会長とともに、約150名ほどの会に講師として出席した。新政権の行方について話したが、大変良い反応であった。午後は各種行事に参加した。
30日(日)の朝は雨のため各種運動会はのきなみ中止となった。昼より拓殖大学の学友会にて講演をした。拓殖大学客員教授としてみなさん迎えて下さった。拓大出身者のみなさんと大いに語り合った。憂国の志であると同時に国際感覚も兼ね備えた方々ばかりであった。
同日の夕刻、湖西市の「佐吉」のふる里祭りに出席した。そしてその後、雄踏町山崎の祭典に参加した。公民館に集まるひとたちは雨の中元気に太鼓をたたいている。秋祭りで日本人の心意気を感じた。
1日(月)いよいよ郵政民営化の日である。夕刻に静岡あさひテレビの「とびっきり静岡!」に生出演した。民営化の問題点についていくつか解説した。その後視聴者からメールやFAXが来た。その中の一つに「デメリットばかりなはずがない。改革しているのだから。なんとか知恵をしぼれば利用者である国民のためになるから、きちんと考えてください。」という趣旨のものがあった。この人はほとんどマスコミの宣伝にだまされて、改革はきっと自分たちにとって良いものであると信じ込まされているにちがいない。
もう一度わかりやすく言う。民営化したら、料金や手数料を安くする、サービスを良くするなどということを決めるのは、あくまで、経営者か株主であって、一般庶民は口出しできない。仮に公社のままであれば、国民が国会議員などを通じて総務省に圧力をかけて料金や手数料をあげないようにすることができる。公社において民の効率主義と公の公共性をバランス良く取り入れて、めりはりつけて真に国民に役立つ組織に発展させればもっと良かったのに。
目先の利益にとらわれるようなことをすれば早晩破綻するのではないだろうか。