◎ 政 治 ◎ 総理の施政方針演説
2013.02.28
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本日の衆議院本会議で、政府四演説(施政方針、外交、財政、経済)が行われた。
安倍総理は、役所からのいわゆる「短冊」(重要政策についての資料)を受け取らなかったそうだ。まさにご自分の言葉をもってご自分の姿勢をはっきり示されたということである。
それもあってか、演説全般が非常に力強く説得力に富んだものであった。特に外交・安全保障については、「戦略、価値、主張」という安倍外交の真髄が高らかに、そして明確に打ち出されていた。
なお、総理が終局近くに述べられた、国会議員の役目は「政局に明け暮れたり、足の引っ張り合いをすることではない」、という言葉についてはまったく同感で、私も長く主張してきたところである。この国難においては、恩讐と党派を超えて建設的に議論をし、そして矢継ぎ早に結果を出していかなければならない。