俳句(その一)
2006.06.16
政治
四十の手習いなどという言葉があるかどうか分からないが、今俳句をやっている。この世界は本当に奥が深い。
先日ある方から子供に俳句、和歌、武道なんて馬鹿じゃないの、そんなこと強制するのは戦前の竹槍と同じで「おまえはもう終わっている」という呪いのメールを頂いた。自分としては忙しい中で誠心誠意丁寧にメールに返事をしたつもりだったのが、その方にむきになってちょっと違うのでないのと反論してしまった。そういう人はそういう人で自分の自己満足の世界にひたっていれば良いわけであって、城内実の思想に共鳴する者が少数なりともいれば良いのである。いちいちむきになってそういう人に反論する自分の未熟さに反省した次第である。「お説ごもっともです」ともう少しおおらかな気持ちにならなければならないのだった。そういう意味でその方から学ばせていただき、感謝している。
ここで私の下手な俳句を披露する。私もある俳句会の同人になっている。
気がつけば近くの田にて蛙鳴く
黄砂降り浜名湖の沖ぐもりかな
朝起きて窓の香ぐはし花みかん
大空に街それぞれの凧合戦
お茶摘みの弁当ひろげ山の里
6月16日(金)