◇ コ ラ ム ◇ フレッド・アステア
2007.12.08
コラム
今日戦前のラッキーレコードを二枚入手した。一枚目は、タップダンスで有名なフレッド・アステアのCheek To Cheek(頬と頬)、No Strings(かかりあいのない)(5089)、二枚目は同じくアステアのPICCOLINO(ピッコリノ) 、Top Hat White Tie And Tails(トップ・ハット)(5090)である。
歌詞カードに万年筆でこう書いてあった。「昭和拾一年一月八日於東京ピャチャンと帝劇で「トップ・ハット」を見た帰りに買ふ」。昭和11年は西暦になおせば、1936年である。まだまだアメリカのジャズが都会で流行っていた時代である。帝劇とは懐かしい。
城内実関連文章等の「ラッキーレコードと米国の軽音楽」を是非読んでいただきたい。