◎ 政 治 ◎ 東チモール訪問
2013.04.23
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昨22日午前、インドネシアのデンバサールから東チモールの首都のディリに向かった。機内にてノーベル平和賞受賞者のラモス・ホルタ前大統領及びグテレス外相と 乗り合わせ、当方から自己紹介かたがた挨拶した。
ディリ到着後は、シャナナ・グスマン首相とならんで、東チモールの独立の英雄 のひとりであるルアク大統領を表敬訪問した。ルアク大統領より、同国の独立 以前からのわが国の対東チモール支援に対する謝意が述べられるとともに、同国の平和と安定、特にASEAN加盟に向けての支援に対する期待 感が表明された。当方より、長年にわたる内乱を克服した東チモールがかくも早いタイミングで民主化をなしとげたことは国際社会における奇跡であ り、これからも日本は
東チモールのインフラ整備、農業、ガバナンスといった分野の支援を積極的に行っていく旨述べるとともに、ルアク大統領のわが 国への訪問を招請した。
引き続き外務省に移動し、グテレス外相と会談を行い、二国間関係及び国際場裡の協力関係についてつっこんだ意見交換を行った。
夜は日・東チモール議員連盟会長のナシメント国民議会副議長主催夕食会に出席し、東チモールの国会議員のみなさんと今後の両国の新たな議員外交の あり方 について議論した。
本23日は、午前8時30分より東チモールの若手のニューリーダーの一人であるラサマ副首相との会談を行い、午後はシンガポール経由で帰国する予 定である。