衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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◎ 政 治 ◎ パブアニューギニアとソロモン諸島から帰国

2013.06.19 ピックアップ

 先週一週間にわたりパプア・ニューギニア及びソロモン諸島の二カ国を訪問した。特にパプア・ニューギニア訪問では、3月の同国オニール首相訪日のフォローアップも兼ねて同首相を表敬し、今後の二国間関係について意見交換させていただいた。パプア・ニューギニアをはじめとする現在の東南アジア、太平洋島しょ国は先の大戦におけるわが皇軍将兵と米、英、豪、蘭等の連合軍太平洋における激戦地の一つであるが、パプア・ニューギニア、ソロモン諸島は予想をはるかにこえて極めて親日的であったので驚いた。
 今回は、パプア・ニューギニアの首都ポートモレスビーだけではなく、同国のブーゲンビル自治州も訪問した。同自治州のモミス大統領は、日本政府高官の同自治州初の訪問ということで大歓迎していただいた。
 残念ながら、同自治州のブーインにある山本五十六元帥閣下の搭乗機が撃墜された現場におもむくことはできなかったが、モミス大統領に対しては、当方より、慰霊事業や遺骨収集等に対するさらなる協力支援をお願いした。
 ソロモン諸島のガダルカナル島においては、リロ首相を表敬訪問し、会談した。同首相に対しても、不発弾処理へのさらなる協力を約束するとともに、遺骨収集作業等の協力を要請した。同島における慰霊もしっかりとさせていだいた。
 先の大戦の歴史の現実をしっかりと受け止めるためにも、わが国の青少年が、修学旅行で中華人民共和国の抗日記念館を訪問し、民主党の鳩山由起夫元総理とは違った形で、中国の対日戦略をしっかりと認識することも否定しないが、まずはこうした南方の激戦地の現場を訪れるべきではないか。私たちの祖父や曾祖父が太平洋島しょ国でどのような活動を70年ほど前にしたのか、それはどのような目的や大義名分だったのか、それぞれの個々の価値観と自分の目で判断させることも大事だ。
 戦後のかたよった 左右両翼の歴史認識から決別きっかけになるかもしれない。