衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

活動報告及びお知らせ
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◇ コ ラ ム ◇ 遷御の儀と神道

2013.10.06 コラム

 10月1日の朝、総理特使として訪問していたパラオの出張から帰国し、そのまま昼の東京発の新幹線に飛び乗り安倍総理他閣僚等の皆様とともに、伊勢神宮へと向かった。
 20年に一度のお祭りである。感性、霊性大いにふるいたった。
 安倍総理のご遷宮出席が「政教分離に反する」という意見を産経新聞がとりあげ反論したようだが、これこそひいきのひきたおしだ。そういう記事を載せること自体が余計な論争を誘発する。
 そもそも、何度も指摘しているように、政治の「政」の訓読みは「まつりごと」である。まつりごとなくして政治などなりたたない。他の国を見てみよ。日本みたいに歪曲された狭隘な「政教分離」を徹底しているる国はほとんど存在しない。
 たとえば唯物史観的な北朝鮮などは、まさに金日成、チュチェ思想の祭政一致、中国共産党にいたってはいまだに中国共産党オンリーの毛沢東教ではないか。
 日本の神道には排外的な教義は一切ない。いかがわしい教祖もいない(一部の神道系の新興宗教は別だが)。
 神道とは、「他者を排除しない」、「和をもってとうとしとなす」、「自然との調和」の精神である。
 他の宗教の信者であっても日本の「神の道」に入ることができる。
 あらゆる宗教対立を調和させ、和解に導く可能性があるのも、宗教というよりも超宗教であり、真理ならぬ自然の神理を重んずる神道ではないかと思う。
 こんなことを伊勢の神宮にいて感じた次第である。