衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

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◇ コ ラ ム ◇ 川畑文子と戦前のジャズ

2013.10.12 コラム

 今自宅で川畑文子のSP盤を聴いている。やっぱり川畑文子は良い。大正5年生まれの日系三世の川畑文子は、日本で昭和8年から15年頃まで活動していたが、日本コロムビア及びテイチクでジャズを吹き込み、一世を風靡した。
 まず、主にアメリカのカバー曲を日本語で歌い、続けて流ちょうな米語で歌う。
 今聴いてもぞくぞくするハイカラさである。
 自宅の1950年代初期のオーディオでこれらのレコードを聴くとさすがに、録音時から10~20年しかたっていないからなのか、本当にレコードとの相性が良い。
 ところで、川畑文子さんなんて今誰も知らないだろう。なにせ教科書にも出てこないのだから。自虐史観に満ちあふれた教科書には、戦前の日本がアメリカ大好きで日系人のジャズのレコードが多数発売されていたとは記述できないのだろうか。本当は軍事歌謡とか軍歌をばかり歌っていた時期はごく短期間なのだが。
 本当に残念なことだ。