衆議院議員 静岡県第7選挙区城内 実

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◇ コ ラ ム ◇ 淡路恵子さん亡くなる

2014.01.12 コラム

昨年以来、講談社の「昭和の爆笑喜劇DVDマガジン」を定期購読して、1960年代のクレージーキャッツ、森繁久弥の社長及び駅前シリーズ、藤田まことと白木みのるのてなもんやシリーズといった東宝の喜劇映画を何とか時間を作っては見ている。
自分が生まれた前後の時代の人々の服装、町並み、自動車、都電などが懐かしい。時々、ビデオをとめてじっくりなめるように画面を観る。
昨年末に観たクレージーキャッツの「くだばれ!無責任」に淡路恵子さんが出ておられた。これは昭和38年の映画だ。その時、淡路恵子さんはまだお元気だろうと思っていただけに、先日の訃報に接して悲しくなった。
私はなぜか中学生の頃から古い映画ばかり観ていたから、淡路恵子さんの名前は知っていた。35年前の当時は、淡路恵子さんと、淡島千景さん、越路吹雪さん、月丘夢路さんと名前が似ているので区別がつかなかった。このことを懐かしく思い出す(「淡」、「路」の字が共通)。
クレージーキャッツの七人の内、ご存命なのは犬塚弘さんだけとなった。真空管アンプを通じて大型スピーカーから流れる島倉千代子さんが歌う「哀愁のからまつ林」(昭和34年)のメロデーがなぜかいつもよりもっと哀しい。
まさに「昭和は遠くなりにけり」。