６月２７日から７月４日までの一週間日独議員連盟の事務局長としてドイツに出張した。衆議院の正式な派遣で、団長は川崎二郎日独議連会長であった。
　私は、幼少時（昭和４６年から５０年、６歳から１０歳）と外務省入省後の約５年（平成２年から７年）をあわせると約１０年ドイツに住んでいたことになる（幼少時は西ドイツ）。
　第二のふるさとともいえるドイツに昨年に続き訪問したわけであるが、さびついたドイツ語を訪独直前に根性で受験勉強のようにもう一度やりなおして、なんとか現地ではドイツの側の発言のほぼ１００％を理解し、自分の発言の８０％はそれなりのドイツ語で相手に理解させるべく話すことができたと思う。
　特に、３日の自由行動の日には４名のドイツ連邦議会議員の方とお会いし、某隣国との問題について、ドイツ語でやりとりした。ドイツ側も私の冷静かつ客観的な事実に基づく発言に驚いたことであろう。そのやりとりの内容については、ここではもうしあげられない。折しもメルケル首相が中国を訪問している。
　いずれにしても、今後は積極的な議員外交等を通じて日本の誤ったイメージをしっかりとあせらず着実に修正してまいりたい。