◎ 政 治 ◎ 城内実は浜松出身は嘘?
今日ある東京のキーステーションのテレビ局から問い合わせがあった。ある方(視聴者?)から「城内実は落下傘で浜松出身を偽っている。浜松出身という報道するのはおかしい。嘘をついている。」と怒鳴り込んできたとのこと。
そこで、「城内実さん、実際浜松出身なんですか、それとも東京出身なんですか。」と某テレビ局のTさんという方から電話で聞かれたので、私もさすがに驚いた。
出生地と出身地は違うのである。すでにこのブログに書いたように、私の祖父の代から浜松の浅田町に実家があり、祖母のご先祖様は浜松市佐久間町(選挙区の静岡七区)に代々住んでいた。父親の転勤で日本全国各地を渡り歩き、ドイツにも約10年住み、小学校もドイツ、神戸、東京、横浜と4つ通った。
私の理解では、出身地というものは、本籍地とか先祖代々のお墓があるところである。広島の暴力団抗争の仁義なき戦いがあったため、出産のため母の両親が住んでいる東京に約1ヶ月疎開したことはある。母親の実家でのんびりと出産するということは結構あるのではないか。
たとえば、先祖代々の家が千葉県にある方が出産のために母方の両親のたとえば沖縄に一時的に移れば出身は沖縄になるのか。そうではないだろう。
私の父の本家は静岡県静岡市清水区の中河内である。旧庵原郡両河内村中河内(なかごうち)字神沢原(かんざわら=かみさはら)である。
そこにわずかであるが、城内(きうち)の姓の家がある。一説には平家の落人部落だとのことであり、本家はもう20代ぐらい続いており、古文書もある。
私がここで言いたいのは、別に出身がどうのこうのということはあくまでも有権者が選択する際の選択肢の一つであり、要はご縁ができた土地にどれだけ奉仕するかである。出身云々ではなくて、政策や哲学思想の方が大切なのではないか。
城内実が浜松出身でないというのなら、事実関係を全国のみなさんに披露して多数決で決めてもらったらどうであろうか。そこで東京出身だとかドイツ出身だとか決まったらそれに従ってもよい。
そうなったとしたら、今の総理大臣の福田康夫さんも前の総理の安部晋三さんも群馬や山口出身ではなくて東京出身ということになる。
いずれにせよ、出身云々言うのであれば、先祖代々のお墓がどこにあるのか、国会議員関係者全員に公表させたらよいのではないか。そこから判断する。そこまでする必要はないと思っていたが、情報公開は大事である。
ツルネン・マルティさんのご先祖のお墓はフィンランドにある。「だからなに?」という感じである。今は日本国籍だから日本人ではないか。ツルネンさんにも元外国人の立場でこのふがいない日本をもっともっと叱咤激励してがんばってほしいと思うのは私だけであろうか。
今日は珍しく反論してみた。
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