第8回日本・メコン地域諸国首脳会議
2016.09.09
政治
7日、ラオス・ビエンチャンにおいて、第8回日本・メコン地域(ラオス、カンボジア、ミャンマー、タイ、ベトナム)諸国首脳会議が開催され、安倍総理がラオス首相と共同議長を務めた他、各国首脳との会談が行われました
2009年の会議開催以来、日本とメコン地域との協力関係は、インフラ整備や人材育成等の面で具体的な成果をあげています。私も、昨年、地元浜松において、外務副大臣として日メコン高級実務者会合ワーキングディナーを主催させていただきました。
先のアフリカ開発会議と同様、現地で真に必要とされる支援を行い、各国の持続的発展を可能とすることが日本の外交政策の要です。今回の会議においても、安倍総理は、質の高いインフラ支援や、医療技術支援、人材育成等を行っていくことを表明しました。
メコン地域は東南アジア諸国の中でも潜在成長力が高い地域であり、近年、経済成長が著しく、日本企業の重要な投資先ともなっています。中国による南シナ海問題等、地域の不安定化要素を孕む中で、日本とメコン地域の協力関係を政府間の関係を越えて,地方も巻き込んだ重層的な関係に発展させていくことが重要です。