西郷隆盛
2006.08.09
政治
昨日は浜松市に台風が近づいたが温州みかんと只木原人で有名な三ヶ日町で町内の若手支援者約30名でバーベキューをした。三ヶ日町大崎の会場には屋根があったから良かったものの、屋根がなければ全員がびしょぬれであった。会場のオーナーであるF氏いわく、台風が来るのにキャンセルしなかったのは我々一行がはじめだそうな。それでも浜名湖の波高く、雨降る台風のなせる天気はあたかも地(つち)のけがれをはらうごときであり、みながこの自然の偉大さに感動し、一堂深く印象に残った。
昨日の昼は別途同じ三ヶ日町で支援者の方に招かれて浜名湖畔で妻と子供たちと一緒にあさりをとる予定であったが、大雨のため中止となった。急遽中止となり、時間が出来たので昨年末にとある支援者から頂いた「大西郷遺訓」を通読した。
南洲翁(西郷隆盛)は真の国士であった。その憂国の情とふところの深さを、「大西郷遺訓」を読んで改めて認識した。西郷隆盛先生は、「敬天愛人」で有名であるが、本当にほれぼれする人物である。「大西郷遺訓」の解説書を出した頭山満のようなスケールの大きい国士も西郷には一目おいている。
時間があったら、この「大西郷遺訓」を是非読んでいただきたい。この書には明らかに現代日本がかかえている病理に対する処方箋が盛り込まれている。このことに一人でも多くの日本人に気がついてもらいたい。
8月9日(水)