サルマン・サウジアラビア国王訪日
2017.03.14
政治
サルマン・サウジアラビア国王が、1000人以上を超える王族や企業幹部らと共に来日されました。
サウジアラビア国王の訪日は46年ぶりとなり、昨日から15日まで日本に滞在し、我が国との多様な分野の協力、関係強化につなげる方針であります。
昨日午前中は、岸田外務大臣によるサルマン国王への表敬訪問が行われ、経済をはじめ、
安全保障や文化・スポーツなど多岐に亘る分野での関係を深化させることとなりました。
午後には安倍総理との首脳会談が開催され、サウジアラビアに経済特区を創設し、
両国の協力により産業の多角化をはかる「日・サウジ・ビジョン2030」が発表されました。
また、昨今、サウジアラビアが直面しているイスラム過激派組織いわゆる「イスラム国」を含む
テロ対策分野においても、日本と協力していく方向で一致しました。
今回の46年ぶりの訪日により、脱石油を含む経済分野の安定化をはじめ、
多角的な分野による関係構築が推進され、両国の相乗的な発展につながることを期待いたします。