4月5日、北朝鮮は東岸新浦（シンポ）より弾道ミサイルを発射させ、約60kmの沖合に落下しました。米国防総省の情報によれ、今回失敗に至ったミサイルは中距離型「スカッドER」であったとのことです。

北朝鮮は4月11日に最高人民会議を、また、15日には金日成（キムイルソン）生誕105周年祝賀行事等を控えており、挑発行為などを活発化させております。

ミサイル発射後、我が国は関係省庁局長級会議及び国家安全保障会議を開催し、また、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議を行いました。

また、６日には安倍総理大臣とトランプ米国大統領が電話会談を行い、今回のミサイル発射事案について、危険な挑発行為であり、我が国の安全保障上重大な脅威であるとの認識で一致しました。

北朝鮮による挑発行為は、国際法上全く受け入れられないものであり、極東の共通の脅威を日米韓で緊密に連携してゆくことが肝要であります。北朝鮮の行き過ぎた挑発行為を自制させるべく安保理決議の遵守を強く訴えかけて参ります。