本日7日からドイツ・ハンブルクでG20サミットが開幕します。安倍首相はこれに合わせてヨーロッパ各国を歴訪しており、昨日6日にはベルギーでEUとの首脳協議、ドイツ・ハンブルクで日米韓首脳会談が行われました。

北朝鮮のたび重なるミサイル発射は、国際社会に対する重大な脅威となっています。我が国は、今回のG20サミットを機に、欧米のみならず中国・ロシアとも可能な限り連携し、北朝鮮に更なる圧力を加えていくことが必要です。また、我が国にとって最大の懸案である拉致問題の解決に向けて、あらゆる努力を惜しんではなりません。安倍首相の外交手腕に期待したいと思います。

ところで、日EU間の経済連携協定（EPA）が大枠で合意し、農産品を含め90％を超える品目で関税が撤廃される見通しとなりました。しかし、この協定がきっかけで国内農業が衰退することなどあってはなりません。今後も我が国は、国際社会と協調しつつ、国内農業を保護育成するという難しい課題に取り組んでいかなければなりません。