北朝鮮によるICBM級ミサイルの発射について
2017.07.31
政治
28日夜、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、我が国の排他的経済水域内に着弾しました。
このミサイルは、有効射程が非常に長いICBM(intercontinental ballistic missile、大陸間弾道ミサイル)であると見られ、米国本土をも射程圏内に含むものです。北朝鮮によるICBM級のミサイル発射は今月4日に続いて2回目であり、日朝間、日米間の緊張をより一層高めるものであります。
政府は、直ちに総理指示を発出した後、深夜のうちに国家安全保障会議(四大臣会合)を開催するとともに、翌29日午前には、岸田文雄外務大臣がレックス・ティラソン米国国務長官および康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官とそれぞれ電話会談を行いました。
北朝鮮の極めて危険な挑発行為から国民の生命・財産を守るためには、国際社会と連携し、断固とした抗議と圧力強化を続けていく必要があると考えております。