民進党、希望の党の混乱について
2017.10.02
政治
民進党と希望の党の混乱が続いています。
前原代表を中心に希望の党への合流を目指していた民進党ですが、希望の党の小池百合子氏に安全保障法制に反対する議員を「排除する」と明言されてしまったことで、党内に不協和音が生じ、支持母体である連合からも反発が出ています。
枝野代表代行ら民進党リベラル派の議員が新党結成に向けて動くという情報もあり、流動的な情勢はもうしばらく続きそうです。
そもそも、民進党のこれまでの政策を前提とすれば、希望の党の政策とは相容れない部分が多いと考えられ、合流を目指すこと自体が「バッジファースト」との誹りを免れないものでした。
例えば、希望の党へ合流せず無所属での立候補を表明した逢坂誠二前議員は、私と同じく衆議院法務委員会に所属しており、立場は違えど、その確固たる姿勢に基づく議論に、一目置く存在でした。
このような方々には、混乱を早期に終結させることを望むとともに、国民の皆様にわかりやすい選択肢を提示するため、政策について正々堂々と議論を闘わせたいと考えております。