自民党総裁選
2006.09.21
政治
昨日の自民党総裁選は安倍晋三官房長官が66%の得票率で当選した。本当におめでとうございますと申し上げたい。
僭越ながら、私は麻生太郎外務大臣も谷垣禎一財務大臣も総理総裁になってもおかしくない方と思う。それでも、やはり三候補の内一番ご縁が深く、かつ国家観が近い安倍先生に総理総裁になって頂きたかった。本当に良かった。
先週末から新聞テレビ各社から取材を受けているが、今朝の某テレビ局で私のインタビューの後、あるコメンテーターが、「城内実は安倍さん安倍さんと言っているけれども、そんなに安倍さんというのならなぜ安倍さんを裏切ったのか」とおっしゃっていた。この方はおそらくホリエモン氏と親しい某自民党幹部とと最近辞意を表明したT大臣とに近い関係にある方だと思うが、まだ郵政改革の中身が国家国民のためと思っている権力志向の強い勝ち馬主義の方とお見受けした(誰かはまた今度名前を明らかにしたいと思う)。もうそろそろ国民も気がついている。マスコミは黙殺しているが、関岡英之氏の「奪われる日本」が一ヶ月でついに三刷に入り、三万部を越したのである。国会国民の利益よりも自己保身型の勝ち馬主義者。小泉、竹中構造「改革」路線の最大の負の遺産である。
勝ち馬にのるような連中は古今東西大勢いるけれども、まあこれはしかたがないであろう。それでも私城内実は、無器用でも真の国家国民のために体を張る政治家をめざしてこれからもがんばって参る所存である。左右のイデオロギーを越えて連帯しよう。
9月21日(木)